日々、好日。

うつわや日本の手仕事、日々のことを綴っています。

益子の陶器市へ

昨日は、益子の陶器市へ行きました。

 

笠間と同様、遅くいくと

駐車場に入れなくて結局あまり見れなかった、

という噂もあったので

陶器市が始まる9:00を目指して

ホテルを出発。

 

ところがそんな心配は他所に

GWといっても5/1は平日、

駐車場にはすぐ入れちゃいました。

ちなみに駐車場は町に点在しています。

 

益子は町にテントが張られ、

作家さんや窯元のお店になっています。

飲食の出店もいっぱいで、

町全体がお祭りみたいでした。

 

ただ、笠間と違って

会場が町全体なので、とにかく広い!

テントの数も半端なく多い!

なんの情報もない私は、

テントを横目に

自分の好みかどうかを一瞬で判断して

練り歩く、練り歩く…。

 

目的の作家さんがいれば、

どこに出展しているかを

事前に調べておくといいと思います。

私も次回はそうしようと思います…。

 

笠間と違うのがもう一つ。

いろんな地域から作家さんたちが集まっていること。

使用している土も様々。

作家さんといろいろお話すると面白いかもしれません。

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私の好みのうつわがあったのは

益子陶芸美術館前の通りから

遺跡広場のあたりまで。

 

城内坂通りの賑やかな雰囲気とは一転、

人やテントも程よい距離感で、

緑も多くてなんだか気持ちいい。

 

ゆっくり作家さんとお話したり、

うつわを吟味して堪能しました。

 

これも平日の特権かも?

 

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見れないところも多々ありましたが、

収穫もたくさんあり

満足の1日でした。

 

戦利品は後日ご報告します〜。

 

益子 陶器市

http://blog.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/

笠間の陶器市・陶炎祭へ

今日は笠間の陶器市”陶炎祭”へ行ってきました。

今まで、仕事の関係上、

巷の素敵イベントに一切行くことができなかったので、

初めての陶器市です。

 

駐車場も渋滞になるくらい

たくさんの人出だと聞いて

覚悟していたのですが、

平日が幸いしたのか、

すぐに車も停められ人もそこまで多くなく

ゆっくり見ることができました。

 

芸術の森公園の一角がイベント会場になっていて、

気になるお店に限定して眺めると

2時間くらいで廻れました。

 

本命は明日の益子陶器市のため、

いろいろと買いたい気持ちをえいっと抑えていたのですが…。

 

帰りのホテルへ向かう途中で

回廊というちょっと素敵なお店に入ったところ

山下秀樹さんの個展をやっており、

これまた作風に魅かれ

ちょっといいなーと思っていた角皿が

なんと目の前で他のお客様にとられてしまいました!

そんなこんなで名残惜しい気持ちになりながら

ご本人とお話していたら、

ココット皿を購入。

ほんと、病気です。笑

 

明日の陶器市はどうなることやら。

理性をどれだけ保てるのかが鍵ですね〜。

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笠間の陶器市は5/5、

回廊での山下さんの個展は5/8までやってます。

 

笠間の陶炎祭

http://www.himatsuri.net

 

回廊ギャラリー門

http://www.gallery-mon.co.jp

水餃子×うつわ

今日はかなり質素な夜ごはん。

 

ジムで帰りが遅くなり、

旦那様も飲み会でいないときたら。

どんだけラクしてごはんにするか…。

 

残りものと、冷凍餃子で

ささっと食べることにしました。

 

料理らしいことは一切してないけど、

うつわに装うだけで

なんとなくちゃんとしたごはんに。

なぜか美味しく感じてしまうんですね。

 

ひとりでも贅沢な時間を。

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茶碗/ゆらぎ・松本昌樹

水餃子の大鉢/頂き物

豆皿/齋藤十郎

茄子の煮浸しの平皿/森山雅夫

小松菜の小鉢/十鶴

グラス/沖澤康平

箸、箸置/スターネット

蕎麦猪口の可能性

東京工藝月間、始まりました。

あちこちのショップで個展やイベントを行っています。

うつわ好きにはたまりません。

どこから行こうか迷ってマス…。

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このイベントに参加していないお店でも、

GWは作家さんの個展が目白押し!

 

荒川尚也さんの個展をやっていると知り、

早速、エポカ ザ ショップ 銀座 日々 へ行ってまいりました。

 

荒川さんの作品がたくさん。

見惚れちゃいます。

そのなかで、蕎麦猪口をセレクト。

 

蕎麦猪口サイズのうつわって

実はとても機能的なんです。

 

そのままの機能はもちろん、

ちょっと喉がかわいたときにコップの代わりとして使ったり、

ディップを盛ったり、

酢の物やちょっとした和え物にも

丁度いい大きさ。

 

今日はおやつにヨーグルトを装ってみました。

硝子なので、

なかの様子が分かるのも楽しい。

模様の泡が引き立てています。

そして、やっぱり

荒川さんならではの

うつわの厚みが心地いい。

 

涼しげな感じが初夏を感じます。

今年はお素麺食べるのもわくわくしそうです。

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夏椿

先日、世田谷にある「夏椿」というお店に行ってきました。

 

うつわや手仕事による日用品をおいている、セレクトショップです。

雑誌でよく見かけるので、

有名なお店なんですね。

 

世田谷線上町駅でおりて、

歩いて10分ちょっと。

世田谷通りから住宅地に入ったところで、

お店はありました。

 

堂々とした門構えと大きな白い暖簾が印象的でした。

暖簾をくぐってお庭の方へ進むと

昔ながらの日本家屋を改装した、

ギャラリーが…。

そこでオーナーの女性に会い、

「こんにちは」と挨拶をしました。

お店でこの挨拶、なかなかないですよね。

靴をぬいで、畳の間にあがるのですが、

まるで親戚のお家に遊びに来たような錯覚。

 

展示も、

商品がひしめきあっているのではなく、

それぞれいい距離感で置かれてるので、

とても見やすかったです。

 

うつわは、

どれもシンプルで

洗練されたものばかり。

いろんな作家さんのものが集まってるんだけど、

お店全体の統一感もあって、

オーナーさんのフィルターを通して

選びぬかれたものなんだろうなー

と思わせます。

 

お店にいたのは10分足らずの短い時間でしたが、

なんだかとてもリラックスして、

幸せな気持ちになりました。

 

夏椿HP

http://www.natsutsubaki.com

 

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パンケーキ×やちむん

無性にパンケーキが食べたくなって、

ひたすら焼く・・・。

やちむんのうつわに装ったら、

とても華やかになりました!

パンケーキは、シンプルにバターを乗せて食べるのが

いちばん美味しいと思う。

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パンケーキのプレート/陶房・火風水

ブラウンのプレート/スターネット

スリップウエア/齋藤十郎

マグカップ、カトラリー/iittala

毎日のグラス

以前、私は住宅設計を仕事としていました。

そのとき、先輩から教えていただいた

忘れられないことがあります。

 

住宅のなかで

人が触れるところには最高にいいものを選ぶ

ということ。

床や建具の取っ手などがその代表です。

住宅は、構成する部材が多いため、

いいものを求めれば求めるほど、

きりがありません。

ただ、手や足で触れるところは、

そのもののよさが直に伝わってきます。

それが毎日の生活の一部ならなおさら。

たとえローコスト住宅であっても

体の一部に触れるところは、こだわったほうがいい。

 

毎日つかうグラスも同じ気がします。

手で持って、口に運ぶ。

 

荒川尚也さんのつくるグラスは、

洗練された形状で、空気の泡の天の川のような模様があり、

見ているだけで幸せな気持ちになります。

そしてなにより、口をつけたときのやさしさがあります。

金沢のカフェで荒川さんのグラスを

出していただいたのが初めてだったのですが、

かなり衝撃を受けた記憶があります。

飲み物も、とってもまろやかに感じるのです。

 

シンプルなグラスは

麦茶やビールなど、

いろんな飲み物に合うので重宝しています。

私の中では特別感が否めないため、

つかうときは、ゆったりと時間のあるときに限られていますが。笑

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