日々、好日。

うつわや日本の手仕事、日々のことを綴っています。

スカビオサ×一輪挿し

益子での戦利品がもうひとつ。

 

岩田智子さんの一輪挿しです。

あくまでシンプルな直方体なんですが、

少し歪なかたち、色合い、質感がとても魅力的です。

 

でもやはり花器それだけでは、少し物足りないかな…。

てことで、小さな花を活けてみると、

うつわも花も、単独より綺麗に見えるんです。

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緑色が映えるうつわです。

ちなみにこちらはプレーンな状態。

 

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グレーベースに少し赤みがかった色、

表面の貫入がまたいい味を出しています。

 

ちなみに花はスカビオサ、と言うそうです。

花の名前を知ってる人って素敵だなーと思い憧れながら、

なかなか覚えられません…。

備忘録として。笑

 

お花を活けることは

時間と心に余裕があるときでないと

なかなかできないのですが、

参考にしたい、好きな本があります。

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谷匡子さんの「花活けの手びき」と

平井かずみさんの「いつも、花のこと。」

決して煌びやかなアレンジではなく、

花や緑の自然に近い活け方をしているような気がします。

うつわもどれも素敵です。

 

岩田智子さんの一輪挿しも、

「くさのうつわ」というそうです。

花束では脇役になるような花や緑を

主役にしてくれそうな、そんな花器です。